機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第8話

前作のキャラがいろいろ登場してくる回。前作観ていた人にはそれなりに興味を感じることができたのでは? しかし今作から観はじめた人にはちょっときつい回かも……。話進んでないっていうか、戦闘シーンないし。

キラは本当に廃人じゃなかった。普通に会話してた。しかし、前作であれほど戦争を止めようとがんばった人が、いままた戦争が始まりそうになっているというときに何をやっているんだろうと思ってしまいましたね。

「そんな、また戦争だなんて。僕たちの努力は何だったんだ!」とショックに感じ、嘆いている状況かもしれませんが。しかし。しかしですよ。嘆いている暇があったら何かしろよ! と叫びたくなりました。

歴史をみれば、戦争なんてそう簡単になくなるものじゃない、ということは明らかなはず。たとえ一時的に止められたとしても、すぐまた開戦の危機は訪れる。そうなったらそうなったですぐに動かなきゃダメじゃん、ってものすごく偉そうですが。

なんていうか、このアニメに出てくる人たちって、気持ちはわかるけど、ちょっとイライラするんですよね。キラがどこかためらっているのは、また戦場に行くのは嫌だ、という気持ちがあるんだというのはわかるんですが。別に闘いに直接参加するのではなくても、反戦運動を起こすということでいろいろやりようはあると思うんです。

まさか、自分の活躍で戦争が永久になくなったとでも思っていたのでしょうか? もしそうなら甘すぎる。「反戦」やるなら、戦争はそう簡単になくならない、ということを十分わかったうえで行動すべき。

危機が何度訪れようと、俺たちはそのたびに立ち上がるぜ! という気合が必要です。そのぐらいの気合がないと誰にも認められないぞーと。

思わず熱くなってしまった。SEEDに対する私の本音が出ちゃってますね。

きみたち、何かが甘いと思うよ!?

今日は書かないけど、カガリにもイライラしてるんですよね……。