ドラゴンUMAの本
ドラゴンUMAの謎―生きていた恐竜・翼竜・海竜 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
- 作者: 南山宏
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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著者がSFマガジンの元編集長だったという事実にまず驚く。何代目の編集長だったのだろう? UMAという言葉の生みの親も実は著者だったとのことです。
しかし、私はUMAに本格的にはまってしまったようです。未確認の生物って、何だかリアリティを感じるんですよね。本当にいそう、という意味で。恐竜は実は絶滅してなかったのではないか、との主張にももっともらしさを感じるんですね。
かりに、ネッシーの正体が巨大ウナギでしかなかったのだとしても、そんなに大きなウナギがいるということ自体が驚きで、それはそれで面白いと感じてしまう。ただ単に巨大な○○がいたというだけで感動してしまうんですよ。生物ってすごいなあ。
この本の著者は「どこまでも科学的にやる」ということをモットーにしているようですね。写真の真偽を徹底的に疑う姿勢にも科学志向がうかがえます。随所に見受けられるクリプトゾオロジー(未確認動物学)という言葉にも、科学の権威、学問の権威をふりかざそうという意識がみられます。いや、未確認動物学って本当にあるみたいですが。
ネッシーについてはこの本でかなり詳しく書かれています。ネス湖に未知の巨大生物が実在するというのは、もはや疑えないことなのですね。ネッシー、写真撮られすぎです。陸の上にあがっていたというのは嘘だと思いますが。顔はどうやら醜いようですね。
恐竜は絶滅していなかった。世界各地で目撃される怪鳥はプテラノドンなどの翼竜だし、湖などで目撃されるネッシー系UMAはプレシオザウルスの仲間。そういわれれば確かにそうかなという気がします。しかし、本当だったとしても、そう簡単には学者は認めないでしょうね〜。もちろん未確認動物学者は別ですが。
実在の可能性が高いUMAって、リアルであるがゆえに、同じような姿のものが多いような気がして、そこが何となく不満。飽きてしまいそうで。水棲UMAは何だかんだいって似たような姿だよなー。
さすがにUMAの本を買うのはもうしばらくないかな?