カンフー・ダンク!

以下ネタバレありです。

少林サッカーほどではなかったけど、面白い映画でした。
カンフーとバスケとの組み合わせが新鮮ですね。
終わり方がちょっとダラダラしていて不満を覚えました。
自分がみていて何となく心に残った点。
主人公が大立ち回りを演じた翌日、学校の先生たちに「誰が暴れた?」とみんなの前でいわれて、あっさりバレてひどい目にあうという展開が、とてもリアル。
外では強いのに、学校の中では急に弱くなっていく辺りが、現実世界の不良生徒たちと重なるんですよ。
主人公が、バスケ部のマネージャーの女の人に電話をかけたら、「いまアパートの前に変質者が1時間もいて困ってる」といわれ、それは自分だ! と焦るのもかなりリアル。
あっ、こういう展開になる人、現実にいそうだなと思った。
いや、もちろん、自分は含まれないと思うけど(^^;
そして、最後の試合ですったもんだの末に勝利したとき、主人公の独走ではなくチームプレイで勝って、「バスケに必要なのはチームワークなんだ!」というところもよかった。
この爽やかな勝利のところで映画が終わってくれれば、本当に面白かったと思う。