ウルトラマンネクサス 第16話

ノスフェル消滅の回。

溝呂木の策にはまり、あともう少しで心を支配されて操り人形になるというところだった孤門が、何と自力で心に光を取り戻す! まあ姫矢の言葉がよみがえったり、リコの残したガンバルクイナが契機となったりということはありましたが。

孤門が突如立ち直り、心の光が闇をうち砕くところは見事でした。何だか面白い展開だったんですよ。ネクサスって暗い描写が目立つから。

製作者の伝えたかった想いが、果たしてどこまでうまく伝えられているか、という完成度の問題についてはちょっとわからないんですが、少なくとも今回は後味がよかった。

しかしネクサスに身体おさえこまれて口をこじ開けられたノスフェルが可愛くみえてしまったのはなぜ? まるで歯医者さんの治療のようでしたよ。

ノスフェル倒して、孤門も立ち直って、終わり方が後味いいのはよかったんだけど……。第13〜16話も、全体としてはあまり面白くなかったような気がしますね(^^; 第1〜4話は、ペドレオンという怪獣を丁寧に描いていくということで納得いったんだけど……。ノスフェルはどっちかというと脇役扱いであまり丁寧に描かれていないんですよね。だから、4話もかけてやっと倒すという流れがちょっと長ったらしいように感じてしまう。4話完結方式は、慎重にやった方がいいかもしれない。