ウルトラマンネクサス 第19話

前回は観なかったのですが、姫矢=ウルトラマンであると隊長に知られてしまった模様。

今回はかなり普通の内容。普通って何だといわれても困るけど、特撮ものと聞いて人がすぐ連想するものに近いスタンダードな内容で、普通に完成度高くて、普通にSFしてて、安心してみられる感じ。

4つ足で歩く怪獣の下にウルトラマンが仰向けの姿勢で滑りこみ、首筋にチョップなどを叩き込むシーンはなぜか燃えた。

孤門がチームに溶け込んでからというもの、かなり普通の特撮ものになってきているという感のあるウルトラマンネクサス。暗さも薄くなったし。

しかし、お約束をちゃんと守ってテンポよくやるというだけでは、普通のファンは喜ぶかもしれないけど、私としては何だか新鮮さに欠けて、つまらないように感じるのも事実。やっぱりちょっと冒険やって欲しいですよ。多少外しても構わないから。

同じカメラマンとして姫矢を尊敬する男が、姫矢のようなスクープをものにしたくて怪獣を撮影していたら、襲われてしまったというラストシーンは個人的に「うおー」と感慨深くさせるものがありました。凄惨ながらも「漢」(おとこ)の生き様を見事に描いてくれたという感動。