ウルトラマンネクサス 第22話

やっぱりウルトラセブンだ。

どうみてもセブン最終回とかぶる。イラストレーターはやっぱりセブン上司。「これまでの闘いで受けたダメージの蓄積は……」って、セブンまんまだよ。その後の姫矢と先輩女性との会話もダンとアンヌのラスト会話を彷彿とさせるし。すげー!!

ただ、姫矢が闘ってきた相手の数は、セブンが最終回直前までに闘ってきた宇宙人・怪獣の数に比べると遥かに少ないと思う。

しかし、姫矢は次回で亡くなってしまうのだろうか? 予告で、ネクサスが倒れる姿はやはり私にはかっこよくうつった。「倒れる姿がかっこいい」というのはかなり私独自の印象だが、昔からウルトラマンはどーんと倒れる姿がなぜかサマになっているように感じてきたものだ。

上記のウルトラセブンも、作品中で何度も倒れるシーンが描かれたが、そのたびに不屈の魂で起き上がり、相手を倒していた。その姿は最高にかっこよく、熱くさせるものだった。

しかし、本当に死んでしまう、やられてしまうというのであれば「かっこいい」などといってもいられなくなる。もともと私は、ヒーローがピンチになること自体は好きじゃないのだ。ピンチどころか、「敗北」それもただ負けるのではなく、死亡してしまうというのはちょっと頂けない。

どうしても「敗北」「死亡」を描くというなら、それなりに感動できるような描き方をして欲しい。うおおーと思わず熱くうなってしまうような死に様、まさに「漢(おとこ)」を感じさせる死に様をみせて欲しい。でなければ「死亡」などという展開は却下! 嫌ですよ。

来週の内容と、その描き方いかんで私の中のネクサス評価が大きく変わってしまう可能性あり。これまではわりと好意的に見守ってきたけど。ただ暗いだけじゃダメですよ?