機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第２０話

しばらく録画のみしていたSEED DESTINYですが、連休中に少しずつ観ていくことにします。

第２０話は、「PAST」という題の、総集編の回。普通の総集編とちょっと違うように思うのは、前作「機動戦士ガンダムSEED」の内容をまとめている部分が大半を占めることです。DESTINYに関わる部分は少しだけ。

シンがなぜザフトに入ったのか、なぜオーブのうたっていた平和主義を憎むのか、ということについて、あらためて繰り返されます。みている側としては、「気持ちはわかるけど、なんだか薄っぺらいな〜」と感じさせられてしまう。

２０話まできて、やっとシンの過去について「だいたいこんなものか、これ以上はないようだな」とわかった感じです。と同時に、シンの思想についても「だいたいこんなものか、これ以上はないようだ」とわかりました……というか、そもそも思想らしい「思想」はなかったという（＾＾；　きょ、共感しにくい……。

でも、私のような大人の視聴者が子供向けアニメの主人公にしみじみと共感してしまったら、それはそれでおかしいだろうし。子供の視聴者はシンのことをどう思っているのでしょう？　その辺は謎。でも、SEEDにせよDESTINYにせよ、どの辺の人に受けたいと思っているのかいまいちわからないんですよね。子供が対象だろうとは思うけど。