さらに自分流のコツを紹介。

さらにさらに、カラオケの歌い方の、自分なりのコツを追加。コツっていうか、困ったときはこういう手を試しみるのもいいだろう、という「選択肢」なのですが。誰かのため、というより自分用の備忘録という説もありますが(笑)、興味のある人は参考にしてみて下さい。

  • 日本語として自然な感じになるように注意する

どうもうまくいかないな〜、というとき、もともとその曲は「歌う」というより普通に「話す」というか、日本語で普通に「語る」ようなノリで歌う方がよかったりするときもあるかと思います。まあ、そうでなかったとしても、音程や声の音色にばかりとらわれていて歌が何となく不自然な感じになっている、というときは日本語として自然な感じに聞こえるように調整する必要があるのではないかと思います。日本の歌は当然ながらほとんどの歌詞が日本語で書いてあるわけですが、日本語の歌なんだから、日本語として自然に聞こえるように気をつかう方向もあるでしょう。音程や音色にばかりとらわれていると、日本語としてすごく不自然な感じになってしまうこともあるものです。それで結果的にダメになってしまうこともあるわけで。日本語として逸脱しすぎないように、歌詞を自然に口にしていくような方向で調整するとうまくいくこともある、と思います。もちろんその場合、多少音程などが外れることになっても気にしないわけです。ただ注意すべきはあくまでも音楽なので、歌詞を棒読みのように発音するのは避けるべきだと思います。さすがに棒読みしちゃったら音楽にならないし。棒読みでないなら朗読のようなノリかというとそれとも違う感じで、朗読に近いけどあくまでも歌、という感じがいいかと。結局微妙な境地になってしまうでしょうか。

  • クライマックスであえて力を抜く!

高い声を出そうとすると喉がしめつけられるような感じになることって、多いですよね。私もよく、そうなります。なぜ喉がしめつけられるように感じるのかと思っていろいろな本を読んでみると、どうやら基本的な声の出し方に問題があるようなんですよね。本来、歌とは身体の力を抜いて自然にやっていくもので、高い声を出すと喉がしめつけられる、というのは余計な力を入れてしまっているからであると。私の場合、その歌に思い入れがあればあるほど、つい力を入れて歌ってしまうんです。その結果、サビの高音で力を入れすぎるので声がかすれたり、最悪の場合出なくなったりします。そういうときのひとつの解決策として、歌がこれから盛り上がるというところであえて、すっと力を抜くようにする、というのがあります。これから高くなっていくのに力を抜く、というのはもしかしたら逆説的に聞こえるかもしれませんが、力を抜いた方が自然に声を出せると思うので。しかし、これから盛り上がるときにあえて力を抜く、というのは、できる人もいる一方で、なかなかできない人もいると思います。できないというときは、性格的なものもあるのではないかと思います。ついつい熱くなってしまう人だと、力を抜くというその感じがなかなかつかめないのではないかと思います。しかし、あえて力を抜くというのは私としては有効なやり方だと感じるので、何度も練習して「ここで力を抜いておく」というポイントをつくっておくことをオススメしたいです。というか、全てにわたって力を抜いて歌えればそれが一番いいんでしょうけど(^^;