占いで運命を変えることができる

占いで運命を変えることができる (王様文庫)

占いで運命を変えることができる (王様文庫)


11人の占い師が登場。最初に登場する霊視の人がすごい。だって、何もアイテム使わないで運勢をみてしまうんだもん。目を閉じて10秒で全てがわかるってすごいよ。加藤眞由儒という人なんですが、冒頭に登場するこの人がおそらくこの本では最強の人。読んでて怖くなってしまったぐらいです。

もともとはタロット占いについて知りたくて買った本ですが、タロットについてはそれほど詳しい知識を得られませんでした。タロット専門の人も登場しましたけど、知識っていうか、占い全般についてのお話がメインだったように感じました。

面白いのは、タロットで「1日に同じことを2度占わない」という人がいる一方で、「いいカードが出るまで何度もタロットで占ってしまう」という人もいたこと。どっちかというと前者の方が正道ですね。同じことを同じ日にまた占う、っていうのはタロットのルール違反とされていますし。しかし占いのスタイルは人それぞれで、ひとつのルールにあまりこだわってはいけないのかな、と思いました。

ほか、姓名判断を専門にしている安斎勝洋さんのお話も興味深かったです。この本で姓名判断のお話を聞けるのは彼だけだったように思いますし。改名は勧めない、という点にリアリティを感じました。姓名判断って占星術や気学に比べると何かが違うんですよね。厳密で、すごく細かくみることができるというか。うまくいえないですけどね。