新作は「憂いの英雄」

サークルの会報を編集する時期がやってきました。実は最近になって私自身小説を書きたいという気持ちが強くなり、自分の作品も会報に投稿するようになっています。

いま書いているのは、ここ数年書き続けている「英雄もの」のひとつで、「憂いの英雄」というタイトルです。数々の闘いに勝利し、輝かしい業績を築いた歴戦の英雄。だが、その英雄が闘いの果てにみいだしたのは虚しさだった、というもので、ここ数年の作品とは一線を画した、内向きの、地味な内容になりそうです。要するに、大学時代の私の作風が復活したということなのですが(^^;

もう、いま、気分が暗いんですよ。小説って、ちょっと暗い気分のときに書きたくなるんですよね。少なくとも私にとってはそう。本当に、書いている自分にとって、意味がある、そんな作品にしたいです。そして、自分にとって意味があると同時に、読者にとっても意味があれば、と思っています。