仮面ライダーカブト 第28話

うおお〜やっぱり神代だ。天道の超越的なキャラが薄まって面白みが減っている分、神代がいい味出してくれてます。偽岬との一件の影響か、岬さんのことをミサキーヌと呼んで迫り出して(笑)、岬さんに冷たくされて、「姉さんも同じことをいっていた」と、神代は自分の論理の中で大ショックを受けます。本人が大マジなので本当に面白い。でも岬さんが「同じライダーの一人が死んだのに」といってたのは、どうかなと思いますね。風間が死んだというのは、風間と一度も逢ったことがない神代にとってはまさに「何それ?」だったろうし。同じライダーだといわれても、ストーリーの本筋に関わってこなかった彼にどんな感慨がわくというのか。で、わからないから風間の死体を前に「安心しろ。全てのワームは俺が倒す」といつものセリフを繰り返すわけですね。この辺、神代がなぜそういう感じなのかすごくよく理解できるので、自分の世界に入ってるようにしかみえなくても、何だか憎めなくて、むしろ面白いんですね。神代は『カブト』という作品が生み出した変人の中でも特に好きな存在ですね。