仮面ライダーカブト 第４９話 最終回

ついにカブトも最終回。個人的には好きな作品でしたね。やはり、最後まで明らかにされない謎がいくつもありましたが（笑）この最終回はこれでこれでいいと思います。普通に最後の闘いをやってて、最終回らしい最終回だと思います。私としては、ネイティブとなった三島を倒すときにもっとひねったやり方をみてみてみたかった気もしますね。ダブルライダーキックはよかったんですが、ハイパーゼクターが通じなかったときにもっとすごい何かをみせてからキックにいけばよかったように思うんです。うまくいえないけど、たとえばクロックアップを絡めた攻撃なんかがあるとよかったです。

全体としては本当に面白くて、いつものように、熱血キャラの加賀美とクールで知的で変人（笑）の天道を対比させてて、突っ走った加賀美がボコボコにされるのを待っていたかのように（笑）天道がわざとらしくゆっくり登場してくるところは本当にすごかったですね。その後タワーから飛び降りて花を飛ばして装置破壊とか、もう理屈がどこかにいってるし。ラスト、「天の道をゆき、全てを司る」とかいいながら天道が天を指さして終わるところは、笑えるけどとてもかっこよかったです。この「笑いとかっこよさの融合」こそ、カブトのたぐいまれな魅力だったのでは、と思います。