西部警察スペシャル

10月31日に放映されていたものを、録画しておいたパソコンで観る。

いろいろいわれているようですが、面白かったですよ。私はテレビドラマってほとんどみないんですが、これはとても楽しみにしていて、最初からDVDに入れるつもりでいました。ハズレだったとしても、最近のテレビドラマの中では面白いだろうと。


西部警察って、なんていうか……「逮捕よりも射殺優先」なんですよね。次々に犯人を殺してしまう。警察じゃないの? 逮捕しないの? という疑問がみている間中わいてました。まあ仕方のない事情があったときは別ですが。

アメリカのアクション映画やドラマでは刑事が犯人殺すのって珍しくないだろうと思うけど、日本の刑事ドラマでバンバン犯人が殺されてくのっていうは、もう、それだけですごいと思いますよ、私は。

しかも殺さなくてもいいような状況でも殺してますからね。「殺さなくてもいいのに何で殺すんだろう」という、「北斗の拳」のケンシロウに対して感じたのと同じ疑問がどうしてもわいてきます。

既に多くの方が指摘しているように昔の西部警察に比べると劣るのですが、日本の刑事ドラマで堂々と犯人殺しまくる描写を久々にみられたのは、何というか、新鮮でした。


新人刑事の橘さん、熱演でしたね。

爆弾仕掛けられたバスを周囲に何もない場所まで運転し、爆発寸前でバスから飛び出すシーンは、確かに燃える! 燃えるんです。熱いんですよ。でも、よく考えたら時間ギリギリまで乗ってる必要ないんですよね。

何もない場所まで入ったらすぐにバスを止めて、普通に降りても間に合ったのでは? という疑問がわいてくるんです……。わざわざ爆発まで1秒切るぐらいのギリギリのタイミングまでバスを運転して、走行させながら窓から飛び出す必要はなかったよな、と。

でもみていて本当に燃えましたけどね。「何で降りないんだ? もういいだろ? 降りろ、降りろ!」と。意味不明の迫力がありましたね。