仮面ライダー響鬼 第13話

あのー。

今日の響鬼、めちゃくちゃ面白かったんですけど?

本当に、放映開始以来、一番面白かったといえる回ですね。

終盤のイブキVS乱れ童子の、廃墟ぶち壊しながらのアクションシーンが素晴らしいのはもちろんですが(最後、イブキが噛みつかれて「ギャー」と叫んで終わるところも含め、めちゃくちゃな完成度!)、そのアクションに至るまでの展開が、なかなかスリリングで面白い。

童子の異変、とも食い、そして、弾鬼の活躍、童子を追跡するイブキ、吊り橋での闘い、そして、スーパーアクション! テンポよく話が流れていくし、乱れ童子のホラーな暴れぶりも素晴らしい。

いや、なんつーか、毎回こういう感じだったら大傑作になってしまうと思いますよ。

最大の魅力である廃墟でのすさまじいアクションは、これまでの響鬼の、ちょっと地味なアクションとは系統を異にしていますね。高速の動きで相手と激しくぶつかりあう、アクロバティックなアクション。往年のメタルヒーローシリーズ、たとえば宇宙刑事シリーズのアクションを思わせるものがあります。ちょっとなつかしい感じもしましたね。

イブキがギャーと悲鳴をあげるラストも、イブキにとっては痛いだろうし、ヒーローがピンチになっているわけなんだけど、そこで「次回に続く」って終わるのが何だか素晴らしいんですよね。この後きっと、響鬼大先生が参戦して、イブキなんか目じゃない動きで敵を圧倒するんだろうなと、想像が膨らむ。次回が楽しみになる。素晴らしい引きです。

後で何度も見返したくなる素晴らしい回ということで、後編にあたる次回の内容もハイクォリティであることを願います!!