歌い方の手引き
歌って弾けろ!アニソンGO!GO!―歌詞・ストーリー解説付き (TJ mook)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2003/10
- メディア: ムック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
すみません、またカラオケの話です。しかも思いっきりアニソン関係(^^;
この本、少し前に出た本ですが、気になっていたので買いました。「少し」といいましたが、「明日のナージャ」が一番新しい曲ですので、人によっては「かなり以前だろう」というかもしれません。
さて、また、ですが、愚かな驚きを。買ってから気づいたこと。それは!
特撮の歌が載っていない!
お前、それぐらい最初にチェックしとけよという感じですが。「アニソン」としか書いていない以上、特撮の歌はないだろうなと推測できるはずだし。出版社だって、アニソン以外の曲も載せるなら、「アニソンそのほか」と明記するはずだし。純粋に「アニソン」しかないから、「アニソン」としか表紙にも書いてないんですよ。それぐらい気づけよ自分。
しかし、特撮の歌がないとはいえ、これはなかなかいい本。代表的な曲ばかりで、いわゆる「キャラソン」のようなマニアックな曲は載ってませんが(当然といえば当然)、新しい曲から懐かしい曲まで、カラオケでよく歌われるアニソンの全歌詞紹介&歌い方指導が載っています。
歌い方の指導については、本当に簡単な指導で、「ここを強く」とか、その程度のものが大半ですが(^^; これでも、だいぶ助かる感じ。難しい曲には、より詳しい指導が載っているし。
水木一郎アニキの歌い方の指導を読んでいて思わず笑ってしまいました。だって、「アニソンを歌うときは、拳を突き上げろ!」なんて書いてあるんだもん。アニキのいいたいことを要約すると、「アニソンはとにかく大きな声で、力いっぱい、登場人物になりきって歌う。音程が外れるのを気にしない」こんな感じになります。
また、アニキとともに、影山ヒロノブもインタビューで語っていたことですが、アニソンはとにかくみんなで掛け合いながら歌うこと。掛け合いの歌が多いということもありますが、みんなで盛り上がるようにやらないと、アニソンっていうのはつまらなくなっちゃうんですね。
たとえば「ヤッターマン」の歌で、「ワンと吠えりゃ!」と歌ったらすかさずみんなが「ワン!」と合いの手を入れる。この、「掛け合い」を熱くやることがコツだというわけです。もちろん、一人だけの努力ではできないことですよね。みんなの呼吸をひとつにするだけの盛り上げようが求められます。
本のサイズ、文字の大きさ、など、家でごろごろしながら読むのにちょうどよい感じで(人によってはもっと小さい方がいいかもしれませんが)、読みながら歌って練習するのにも適しています。ちょっとお気に入りの本なんですよ。実は。