機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第29話

いや、ひどいですね。また総集編です(^^; せっかく前回があんなに面白かったのに。この作品は総集編が頻繁に挿入されますよね。しかも今回の内容は、全体の要約としてはすごく曖昧になっているように思います。つまり、総集編としての完成度も低いと思うんです。なぜ、なぜこんなことをする? なぜ……。

しかし、全く楽しまなかったわけではありません。私の大好きなキャラが二人も登場しているからです。デュランダル議長とラウ・ル・クルーゼ!! クルーゼは前作で一番好きだったキャラなんです。ああいう陰謀はりめぐらせるキャラって、好きなんですよ。

議長とクルーゼ。この2人がわりと深い関係だったらしいことが明らかとなりました。個人的には、何だか嬉しい展開です。クルーゼは世界を破滅させようと画策しましたが、議長は破滅を志向しているわけではないように思えます。議長は、基本的には平和な社会の構築を目指しているように思います。ただし、手段は選ばずという感じで(^^;

クルーゼの素顔が明らかになってましたが、意外にも普通の顔でしたね。何かすごい秘密が隠されていたのではないかと思ったのですが。

議長とクルーゼは、腹を割って話せる仲だったように感じます。クルーゼがああいう感じで話せる人って、少なかっただろうと思うし。議長の奥深さのようなものを感じますね。タリア艦長とも恋仲だったようだし。人間的な魅力が濃いというか、いろんな人と仲良くなれる感じで。

でも、今回の内容は、基本的には、やはり苦しいかと。また総集編かよ、とものすごく正直な叫びがみなさんの口からもれるでしょうね。こ、これでいいのか?