仮面ライダー響鬼 第17話

うっ、今回の内容も、面白いけど、私の趣味ではない。面白いといえば、確かに面白い。しかし、これでは普通の番組だ。普通のドラマだ。個人的には微妙だー。

特撮ヒーローものでラブコメはあまりみたくないという思いがありますね。カップルがたくさん登場して、ある意味華やかだけど、何だか緊迫感がなくなるように思えて……。

持田とあきらでは、今回あきらの方がかわいかったですね。なぜか。二人の少女に歩み寄られたときの明日夢の反応がリアル。「おお、おお!?」と、喜ぶというより戸惑った表情。そう、現実にこういうシチュエーションがあったら、喜びよりも、驚きや戸惑いをまず感じるでしょう。明日夢役の人、本当に演技力がありますね。

イブキがメインだと、普通のメタルヒーローっぽくなってしまうー。かっこいいけど、「響鬼」という作品の魅力である、和風の雰囲気が薄くなってしまう。響鬼は和風で、轟鬼は和洋折衷。そして、イブキは洋風、というかメタルヒーロー。迫力の蹴り技で敵を倒すところは素晴らしいんですが、やっぱり普通のメタルヒーロー、普通の特撮番組になってしまったという気がする。

最後の、魔化魍は、個人的にはよかったです。あのデザイン、B級ホラー映画を思わせる怪しさ、チープさ、わかりやすさがあってよいです。怪人らしい怪人というか。

普通の番組となってしまった響鬼。面白いんだけど、私の趣味ではなく、微妙な心境です。前回も普通の番組ぽかったなあ。イブキではなく、響鬼の活躍に期待したいですね。