仮面ライダー響鬼 第18話

前回、普通のメタルヒーローぽかったイブキですが、今回は違いました。理由は、やはりあの必殺技が出たからでしょう。トランペットを吹き鳴らして敵を破壊する姿は、どうみても普通のメタルヒーローから逸脱してますし。

今回の内容は、番組のタイトルが「妖怪大作戦」だったならすごくしっくりくるし、本当に面白かったでしょうね。「仮面ライダー」でこういうのをやられると違和感がありますが。

今回、一番燃えたのが、イブキが水中でトランペットを構え、大きく口を開いた大ナマズに正面から突っ込んでいくシーン。いや、まさしく「妖怪大作戦」でしたね。廃水がこんなにきれいなわけないだろ、とも思いましたが。「仮面ライダー」であることを忘れれば、本当に楽しい。

ナマズ、というアイデアもよかった。まさかナマズだとは思いませんでしたし。さらに、あの赤くうごめく物体が大ナマズの胃袋だったというのも、予想を裏切りまくっていて非常に面白いです。極めてユニークだと思いますね。

ところで、明日夢は、今回の女子たちに突き飛ばされるシーンのように、ちょっとした不幸がとてもよく似合うと思いますね。本当の不幸は似合わないけど、ちょっとした不幸に次々に襲われる姿が、とてもよく似合う。明日夢は、自然に好きになれるキャラですね。何だか親しみがもてるし。