スーパーロボット魂ザ・ベストVOL.3

スーパーロボット魂 ザ・ベスト Vol.3~リアルロボ編~

スーパーロボット魂 ザ・ベスト Vol.3~リアルロボ編~


この2週間ほどの間に、スーパーロボット関係のアルバムを3つも買ってしまいました。ある種の音楽にはまって2週間でアルバム3つって、多いのか少ないのかわかりませんが、自分にとっては異例のことですね。レンタルショップで借りればいいものを買ってるわけで、よくやるよな、と自分自身に対して思います(笑)。

さて、このアルバムはスーパーロボット魂といいながらも「リアルロボット編」という、どこか矛盾した感じもしないでもないものです。リアルロボの歌は、厳密にはスパロボの歌とは違うのかもしれません。しかし、ロボットアニメの歌であるという点では同じなわけで、事実似通った感じもかなりするので、普通の人からみたら両者の区別はほとんどつかないかもしれませんね(^^; 個人的に、リアルロボとスパロボの歌は微妙にノリが違うように感じますね。スパロボはとにかく力強く、リアルロボの歌はちょっとかっこつけが入ってるというか。でも、スパロボの歌っぽいリアルロボの歌もあるし、もちろんその逆もあります。いちいちリアルロボかスパロボかなどと区別するのは虚しいかもしれませんね。

いろいろ書きましたが、実際に聞いてみた感想では、このアルバム、かなりよかったです。必ずしも気に入った曲が多かったわけではないのですが(^^; 気に入るというのとはまた別に、興味深い曲が多かったです。それぞれの曲の感想を書いていくとかなり長くなりそうなので、何日かにわけて書いていきたいと思っています。

それでは今日は、ディスク1の感想ということで。

これを聞いて、やっとわかりました。「ああ、MIQさんって、ダンバインを歌っていた人なのか」と(笑)。MIQさんって有名っぽいけどいったいどんなものを歌っているのか、代表曲のようなものを知りたいと思っていたんです(機動戦士ガンダム0083のMEN OF DESTINYを歌っている人だということだけは知っていました)。このダンバインを聞いて、ああ、これね、こういうのを歌ってブレイクしていったんだね、と納得するものがありました。「オーラロードがひらかれた〜」という歌い出しから非常に印象的なメロディになっています。曲全体としては、シンプルでありながらいろいろ見せ場が多く、心になじみやすいと感じました。MIQさんの歌い方では、「オーラバトラーダンバイン」の次「オーラシュートダンバイン」の「シュート」の部分に特に工夫を感じました。「シュウウウゥトォォォ」と力を入れてる感じでしょうか。微妙な音色で、カラオケでもなかなか真似できないように思います。

エヴァというと、まず「残酷な天使のテーゼ」。で、それ以外の歌はあまり知らない私でした。そもそもテレビ観てなかったし。この「魂のルフラン」は、カラオケで他の人が歌っているのを何度も聞いていて、有名だとは感じていたのですが、原曲を聞くのははじめてです。おお、こういう感じかと。最初の歌い出しがゆるやかで、突然「魂のルフラン〜」と強くなるんですよね。必ずしも私のお気に入りの曲ではないのですが、切ない感じがとても印象に残る曲です。

影山版です。この曲のことはもちろん以前から知っていました。ZZは大好きでしたし。アニメなのにアニメじゃないというのがインパクトありますよね。いろんな人に好評で、よく口ずさまれる歌だと思います。ですが、影山版の「アニメじゃない」は私にはちょっと微妙でした(^^; 確かに影山ヒロノブさんの声がよく合いそうな歌で、ご本人がこれを歌おうと思った点は理解できるのですが。うーん、何だろ。音が弱く聞こえたなー。冒頭からいまいち空回りしていたような。私的にはオリジナルの曲の方がよいですねー。

これも、昔からよく知っていた曲。女声曲ですが、自分もよく歌います。TWO-MIXではなく、Sachi&Naoというアーティストがカバーしています。二人でひと組でしょうか。聞いてみると、歌い方など、オリジナルの曲と大差ないように感じました。うまいとは思いましたが、本当に原曲どおりで、歌っている人の個性があまり出ていないのが不満かな? もちろん、TWO-MIX版とはあくまで違うわけですが。

この曲、よく知っているはずなのに、聞くのは久しぶりですね。特に、CDで聞くのははじめてかもしれません。カラオケでもこれ歌っている人ってみたことないように思います。普通にノリがいいし、好きな曲ですね。ライブ版ということで、音がよく伝わってきました。

これ、前から聞きたかった曲なんです。やっと聞けました。あっ、こういうのかと。0083ではMEN OF DESTINYを知っていたのですが、肝心のこの曲を聞いていませんでした。っていうかはやくビデオみろよ自分。みたら絶対ハマると思うんですよね。この曲、消化するのに時間がかかりそうです。いい曲だとは感じていますが、何か、自分の中でしみじみと味わえていないです。何度も何度も聞いてみたいと思います。

影山版です。私はこの曲、原曲を知りません。カラオケでよく聞くので、一度CDで聞いてみたいと思っていました。影山版と原曲との違いはもちろんわかりませんが、この曲を何度も聞いて、カラオケで歌えるように練習したいと思います。

カラオケで、Zの歌ではこれがよく歌われますよね。この曲は原曲とは異なりMIQさんが歌っていますが、印象としては普通。可もなく不可もないですね。でも、こういう、よく知ってる曲を別の人がカバーしたものって、すごく興味深いんですよね。だからついつい聞いてしまいます。


こんなところでしょうか。私としては、よく知ってる曲を他の人がカバーしているのがいろいろ印象に残りましたが、このディスク1ではとりあえず「ダンバインとぶ」がよかったですね。ガンダム系はいままで何度もみてるし聞いているので、ダンバインのようなものは独創性を感じて、新鮮なんですよね。