仮面ライダー響鬼 第23話

今回の響鬼は体育会系モード。普段の彼を見慣れていた私にはちょっと新鮮でしたが、最初は怖いようにも感じてしまいました。「先輩のいうことは聞け〜オラオラ〜」なノリでしごかれる轟鬼が可哀相にも思えて。しかし怖いモードであっても響鬼の口調は「違うでしょう〜? 間違ってるでしょう〜?」とか、どこか脱力する言い方で、ちょっとオカマっぽいというか、しょせん響鬼響鬼なんだと安心させるものもちょっとありました。

しかし「なぜ太鼓をやらなきゃいけないんですか!?」との問いに「俺は先輩で、お前は後輩だから」みたいな答えを返されても戸惑うだけだと思いますよ、本当に。ちゃんと理由を説明してやれば轟鬼だってわかると思うのですが。「そんな〜」とわめいて顔を水につける轟鬼の反応は面白い。先輩にキレそうになる感情をうまく発散させていますね。轟鬼は元警察官だそうですが、体育会系なノリにはもともと慣れているんでしょうね。

さて、等身大の魔化魍の登場はちょっとゾクゾクさせるものがありました。昔の仮面ライダーの怪人を思わせる怪しさですね。さあ、次回はどんな熱いバトルをみせてくれるのか!?