逆襲のシャア

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [DVD]

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [DVD]


買ってしまいましたよ。ああ、もう大満足。本当に好きな映画だし、本当に欲しかった。中学生のときにレンタルビデオで一度観ただけでしたが、衝撃的だったのを覚えています。ただ、忘れてしまったシーンもかなり多く、今回あらためて観直して、いろいろ興味深かったです。クェスがあまりにも自己中でちょっとびっくり。最後ハサウェイに「どきなさい」と言ったのはよかったですが。

この映画で本当に最高なのはラストシーン。もともと私は富野監督の作風が好きなのですが、あの突き抜けたラストを観たときは本当に生きててよかった、ガンダム観ていてよかったと思いましたね。といっても中学生のときに観た時点では何が起きたのかよくわからなかったせいか、ラストシーンの詳しい記憶がなかったんですね。ただアクシズ押し返してるのだけ印象に残ってて。

大人になってあらためて観て、やっとわかった、ラストシーン。これ、中学生だった自分には確かに理解できない要素がありましたね。想いの力がひとつに集まり、サイコフレームが光を放つ。思わずブライトが「馬鹿な!」と叫んでしまうファンタスティックな展開。奇跡だ、アニメで奇跡をやってくれたー。やー、よかった。素晴らしい。非現実的だという人も多いと思いますが、こういう展開、本当にいいと思います。

ガンダムという、設定にこだわって、どこまでもリアルにやっていた作品で、クライマックスで突然こういう展開がくるとは。好きだな、本当に。富野監督は天才。最高ですよ。

まだこの映画を観ていない人は是非レンタルなどで借りて観てみましょう。ラストが本当に素晴らしいですよ。2005年7月16日は、私がこのDVDを買った記念日ということで。大人になってやっとわかった映画。何度も何度も観直したくなる、大傑作ですね。