一緒に死のう!

昨日見た夢の話。

自分がある女性と水辺にいる。何か話している。自分はどこか自分が二人いるように感じている。うわべの自分が、女性と話しこんでいる。もう一人の自分は、そんな自分と女性の姿とをみている。

と、そこに、大きな怪獣(ティラノサウルスのような恐竜型)が現れる。自分は女性と必死に逃げまわるが、逃げきれない。ついに女性がつまずいて倒れてしまう。

そのとき、うわべの自分は「生きて下さい! 後でお逢いしましょう」などといって逃げ出してしまった。

ところが、もう一人の自分は、そのときはじめてその女性に向かっていって、彼女をかばおうとその身に覆いかぶさってしまう。

そして、もう一人の自分は「一緒に死のう!」と叫んで、目をつぶった。

気がつくと怪獣は自分たちを襲わず、どこかに消えていってしまった。

自分がかばおうとした女性もどこかに消えてしまった。

そして、目が覚めました。

夢について思うのは、自分は変わったということ。以前の自分は怖さに耐えられなくて逃げ出したはずなのに。自分が勇敢になったというより、死を恐れなくなった、あるいは、死に急ぐようになった、というのが正しいかもしれません。