The people with no name


仮面ライダーファイズの2nd EDテーマですが、本編ではちょっとしか流れず、自分の中の印象は薄かったんです。が、某サークルの特撮歌好きな女性がこれを歌っているのを何度も聞いていたら、だんだんハマってきてしまいました。

people with no nameという言葉がよいんですよね。そう、無名の人々。仮面ライダー、というかヒーローというものは、まさに無名の人々のために闘う存在だと思うんです。people with no nameという言葉が繰り返されればされるほど、決死の覚悟で闘うヒーローの姿を私は連想してしまう。さらにまた、ちょうど自分の仕事もまさに「無名の人々」のために働くことだと考えると、歌を聞くときの感慨がいっそう深まってきます。

もともと「人のために働きたい」という気持ちが強くて、塾の先生などの仕事をやってきて、いまは福祉関係(もうすぐ異動だけど)にいるわけですが、そんな私にとってpeople with no nameというフレーズは何度繰り返しても飽きることのない輝きを放っています。

ヒーローを象徴していると同時に、自分の仕事への思いも表現されているように感じるので、曲自体がそれほどよくなくても(苦笑)、ハマっていくことが可能なんですね。