仮面ライダー響鬼 第39話

もうすぐ終わるらしい響鬼ですが(^^; マイペースにビデオ録画を鑑賞してます。ちなみに第38話は録画しそびれました。

この第39話、全体的にハードなつくりで、こういうのは個人的に好きです。個人的には轟鬼が燃えました。「獅子? 俺が!」と、勘違いではあるものの威勢よく燃えあがり、「俺、絶対負けないっす!」と拳を連打するあたりがかなりツボ。無意味な気合、っていうのが好きなんですよ。

いや、皮肉ではなく。正確には「何でそこまで? と無意味に思えるくらい気合をあげる」ノリが好きなんです。拳の連打も全く通じず、轟鬼がバシッと吹っ飛ばされて負けてしまったのは残念でしたが。

雨の中のやりとりも燃えた。轟鬼が「俺、負けたけど負けてないっす!」というのがよかった。イブキも、前回観てないので詳細がわかりませんが、シリアスに悩んでいて、緊張感があった。

そして響鬼。転校生に「負けるとわかってるのに何で闘うんです? そんな闘いに意味はありませんよ」といわれ(何でそういうことを彼がいうのかわかりませんでしたが。無意味な挑発に思えて)、「意味があるんだよ。待ってる人がいるから」と答えるあたりは超燃え。負けるとわかっててもあえて行く、まさに漢の世界ですよ!

トカゲ型の怪人(いまどき珍しく、昔の特撮ものでよくみかけた、いかにも怪人らしい怪人)は音波のバリアを張っているそうですが、バリアの隙を明日夢が発見して響鬼が撃破、という辺りはちょっと残念。怪人の足もとの水面の波紋をみて、いきなり波紋がやんだので「いまだ!」というのがすごく安直に思えて。何でいきなりやむんだよ、という。もうちょっと敵の倒し方には工夫が欲しかった。せっかく強い敵だったのに。