スーパーロボット大戦Z(85)

男主人公で1周目をクリアしたということで、このゲームの全体的な感想。
私はスパロボはMXから始めましたが、携帯機の作品はとりあえず置いて、MX、第3次α、OGs、OGs外伝、そして本作と、どれも興味深かったです。
各作品一長一短があって、どれがいいとはいえませんが、この「Z」も非常に面白かったです。
難易度としては、男主人公で始めて、途中の第22話等が非常に難しかったですが、後半は、決して簡単ではないものの、メチャクチャ難しいという感じではなかったですね。
SRポイントを全部取得することはできなかったので、簡単とはいえないですが、かといって超ムズイというわけでもなかったです。
中間ぐらいの感じで、自分としてはこのぐらいがちょうどいいのかもしれません。
自分としては、身が切り刻まれるような感覚を味わえるほどのムズさのものをプレイしたいという気持ちもありますが、難易度が上がると戦闘グラフィックを楽しむ余裕もなくなってきますしね。
この「Z」の戦闘グラフィックは非常に素晴らしかったですが、自分としてはもうちょっとグラフィックの時間が短めでもいいかと感じてます。
戦闘グラフィックは、ゲームが進むにつれ、どうしてもカットしがちになりますからね。
短い間隔で流れるなら、カットしないで「みようか」という余裕も出てくると思います。
参加作品では、ビッグオーがいろんな意味で印象に残りましたね。
キャラクターデザインとか、世界観とかが非常に独特でありながら、ビッグオーがパワフルな単体攻撃を得意とする点で典型的なスーパーロボットであるせいか、ゲーム全体の雰囲気に不思議と馴染むのが興味深かったです。
ビッグオーの戦闘グラフィック等がおおいに気に入ったわけではないけど、最強技の「ビッグオー・ファイナルステージ」はトドメ演出でドロシーが悟ったことをいうのが面白くて、「これでボスを倒したい!」という気持ちにさせるものでしたね。
大好きではないけど、非常に気になる存在なので、ビッグオーをフル改造してしまったのも自分としては納得いくものがあります。
次にフル改造を行ったソルグラヴィオンは、そんなに好きなわけではないけど、技の種類が多いのと、パイロットが多いので、セリフのかけあいを聞くのが楽しいというのがあって、終盤よく使うようになった機体です。
サンドマンのゴッドΣグラヴィオンとあわせて、終盤に活躍させてました。
ほか、オーガスキングゲイナーバルディオス、ゴッドシグマ、ザブングル等の作品世界に非常にひかれました。
オーガスはもっと技の種類があれば、終盤まで使いまくった可能性ありです。
キングゲイナーの「オーバーヒート」も、トドメ演出が爽快で、「これでボスを倒したい!」と思わせる技でしたね。
スキルでは、最終的に「再攻撃」が気に入りました。
「再攻撃」をつけ、技量をあげてスキル発動の確率を高めると、戦闘が面白くなるように感じました。
戦艦では、アイアン・ギアーがよかったですね。
ここにあげた以外の作品も、実に興味深かったです。
撃墜数1位のレントンの機体(ニルヴァーシュ)、マップ兵器が強すぎましたね。
エウレカセブン、ストーリーにはそんなにひかれなかったけど、キャラクターデザインとか、爽やかな感じですね。
本当は女主人公でもう1周やりたいところですが、男主人公でクリアするのに時間かかりすぎで、新作がもうすぐ出るし、やってる余裕はなさそうです。
でも、他の作品と同様、もう1度プレイしたいと感じますね。
あと、スペシャルディスクは、新ステージが少ないこともあり、購入しない予定です。
戦闘グラフィックが自分にとってのスパロボの最大の魅力であることは間違いないですが、あくまで「ゲーム」の付属としての戦闘グラフィックを楽しんでいきたいという気持ちが強いですね。